1つ1つの勉強に「なぜ?」を徹底追求
プロフィールを教えてください
現在、明治学院大学に通う2年生の濱中諒也くん。高校時代は軽音部に所属していて、ギターの活動に耽っていたとか。
受験勉強を始めるまでの3年間で1度も学校の教科書を開いたことがないほど、勉強をしていませんでした。高校時代はとにかく「遊び」。「こんなに遊んでよく飽きないね?」って思うぐらい遊んでいました。だからやっぱり成績は悪く、偏差値48の高校でビリでした。ただでさえ、日大にいければ凄いって言われるような学校なのに、その中でのビリ。今考えればよく受かったなと思います。
↑高3の時の文化祭で得意な「ギター」で歓声を浴びる↑
受験を始めた時の成績は?
定期テスト:クラスビリ!!!
先ほども述べた通り、偏差値48の高校でビリって、とてもじゃないけどMARCHや成成明学にいけるような成績じゃないです。実際自分と同じような成績の人たちは就職する・専門学校に行く・Fラン大学に行くという選択をしてました。それが良い悪いではありませんが、大学受験をして良い大学に行けるとは到底思えない層でした。
自信はあったんですか?
Point:最初は舐めていた
自身はありました笑。全く根拠のないものですけど。でも「俺ならいけるわ」って本気で思えていました。だからこそ途中で挫折も経験しました。でも、結局「俺ならいける」を信じて最後まで頑張りました。
なぜそのような状況で受験をしようと思ったのですか?
Point:大学に行って人生を変えたい
今までの人生で特に熱中して頑張ったものはありませんでした。強いて言うなら「ギター」には熱中していましたが、それは趣味の延長線上であって「ギター」を職業にできる人はほんの一握りの人です。自分の人生を冷静に見つめ直した時に「自分には何が残るんだろう?」と言う疑問が残りました。今までスポーツはもちろん勉強さえ頑張ることができませんでした。
だけど、当時の自分は大学受験は皆平等で、努力したら報われると思いました。だからこそ、「今からでも人生を変えられる」と信じて受験勉強に挑戦することに決めました。
どのように成績が上がっていきましたか?
中学時代前期 基本2、数学は1!?
→ 数学のテストで100点中8点!?→ 中学一年の数学の年間成績が1!!
中学時代後期 高校入試 5教科280点
→ ギリギリで高校に合格 市立松戸(偏差値48)に前期は落ちて、後期で合格
高校1年〜2年
→ 成績はクラスビリ!! 後に受験で使うはずの「世界史B」も10段階中評価は4!!(5段階評価で2)
高校3年 受験勉強開始時
→ 勉強法がわからず闇雲に勉強
高校3年 8月
→ 模試を受けるも偏差値は30!!
高校3年 12月
→ 過去問をやってみるも全く歯が立たず
高校3年 受験本番
→ 受験した大学すべてに不合格
↑日大文理学部の不合格通知↑
浪人 4月
→ スタディクエストで、1から勉強法を見直す
浪人 8月
→ 好きになってきた「世界史B」の偏差値が70に達する
浪人 12月
→ 模試の成績も全体を通して上がり、過去問でも手ごたえを感じる
浪人 受験本番
→ 明治学院大学 に合格
↑明治学院大学合格通知書↑ 世界史を通してフランスの文化に興味が沸き、フランス文学科に進学
「明治学院大学」に進学してみてどうでしたか?
Point:世界が変わった
いい意味で世界が変わりました。簡単に言うと、レベルの高い人間が周りにウジャウジャいるなって感じです(笑)。自発的に活動をしている人がたくさんいます。グローバルな大学なので、自分から英語で留学生に話しかける友人がいたり、サークルを立ち上げて活動をしている人、学生団体やボランティア団体に参加している人、起業をしている人さえいます。今までの環境ではなかなか出会うことの出来なかったレベルの高い人間に出会えることで、毎日刺激を受けています。
1日どれくらい勉強しましたか?
現役時代 | 平均1日3時間 |
現役の時は本当に勉強舐めてたので、1日3時間やれば受かると思っていました。(笑)実際には、そんな勉強量で受かるはずはないんですけど、当時の僕は今まで勉強をしたことがなかったのもあって、3時間机に向かうこと自体が進歩であり、それで満足していました。まあでも、いきなり10時間も勉強することはなかなか難しいので、まずは3時間机に向かうというフェーズは必要なものだと言えるかもしれないです。
浪人時代 | 平均1日12時間 |
浪人時代にもなると、周りの友達が真剣に10時間以上平気で机に向かって勉強していたので「俺も負けてられない」と思うようになりました。周りが頑張るから自分も頑張れるという環境が抜群に良かったのが自分の運が良かったなと思います。でも本当に毎日勉強していて、12時間以上を継続して勉強できていました。受験が終わった今「もう2度とやりたくない」って思うほど勉強していましたね。
勉強の質をどう高めましたか?
Point:1つ1つの勉強に「なぜ?」を徹底追求
自分が圧倒的に成績を上げることができたのがこの勉強をしたおかげだと思っています。
この勉強が効果的だと言える理由は自分の成績上昇で証明できます。
まず、現役時代は「なんでこの勉強をやるんだろう?」と一切考えることがなかったです。
しかし、浪人時代に入った時に、
- 「1つ1つの勉強に対して、なぜこの勉強をやるのか?」
- 「なぜこの参考書を取り組むのか?」
- 「なぜこの知識を覚えるのか?」
- 「何にこの知識は使えるのか?」
を考えるようになりました。この結果が1つ1つの勉強を「ただ取り組むだけ」と言う状況ではなくなり、効果的に勉強に取り組むことができるようになりました。
勉強ができる人とそうでない人との違いはなんだと思いますか?
志望校に対して自分の足りないものがわかるか?
自分は上で述べたように、基本的に「1つ1つの勉強に対して、なぜこの勉強をやるのか?」を考える人とそうでない人で大きく分かれると思っています。
その上で最後に必要なのは「目的思考」があるか?だと思います。自分が取り組んでいる勉強は全て最終的に志望校合格に繋がらなければいけません。例えば、英単語を覚えるにしても志望校の過去問に一回も出てこないような難単語を時間をかけて覚えているようでは非効率です。いかに、「志望校の過去問を解けるようになるための勉強をできるか?」です。
ただ、これを1人で独学で行うのはハッキリ言って難しいと思います。自分を客観視できる能力やセンスが必要ですね。
だからこその塾が必要で、スタディクエストが良いと思うんです。受験のプロ達が生徒1人1人の勉強をデータで分析してくれます。
どこの塾を選ぶのかも「目的思考」が必要です。結局受験は最後まで志望校に受かるための選択ができるかを考えられるかどうかだと思います。
未来の受験生に一言!!
どんなに今の成績が悪くても自分みたいに人生を変えられます!!だから、みんなも現状の自分を諦めるはなく、明るい未来を信じて頑張りましょう!!
ありがとうございました!!次のページからは各教科の勉強を詳しく見ていこうと思います!!
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